
【考えるな!妖怪を、感じろ・・
~名古屋ハツ・妖怪本〈おから猫編〉~】
2016.2.3放送
大須だよー。どんなスポットか分かる~?
福田『どんなスポット・・?(; ̄ー ̄)...ン?』
相変わらず、にぶいなぁ~!はいっ♪これっ♪

福田『うわぁ~!!!もう、嫌な予感しかしない。。(;´Д`)アウ...』
今回の舞台は、名古屋のイマ(現在)の文化を物語る街・大須!
東京、大阪と並び日本の3大都市のひとつと言われる名古屋。
その中でも大須は・・
神社、お寺などの仏閣を中心とし
東京の巣鴨、秋葉原、上野アメ横、原宿、渋谷、新宿…
大阪のなんば、梅田、日本橋、アメリカ村などに匹敵する文化を、すべて集めた街。
そんな大須で・・
タモと虫かごを持った、福田彩乃が捕獲を命じたられたモノ!
それが、コチラ~(*´ω`)ノ ハィ
『妖怪~~~~Σ(゚Д゚;エーッ!』
画像は名古屋市中川区西日置にある塩竈神社の
『無三殿(むさんど)さん』。
川神さまと崇められ、愛される〈河童〉の神さま。
河童と言うと、岩手県の遠野が浮かんできますが・・
ここ名古屋でも神さまとして祀られるほど、大切な存在だそう。
因みに、数々の妖怪の中で・・
神さまにまで出世したのは、この河童さんだけだそう。
(妖怪の出世頭ですね。。)
大須は名古屋の妖怪スポットなんだよ、、、
福田『いや、いや居ませんっ。怖いわ~。この番組(笑)』
と、始まった・・
2月最初のハツモノでした。。
これは・・
誰でも、どこでも、すぐに
話せる内容じゃないよね!?ってコトで
(いや、番組がそー思ったかは定かじゃないけど・・)
やっぱり助っ人さん登場~!
助っ人を呼んどいたよー。
福田『この番組の助っ人は・・・、いつも怖いんですよー。』
しかも・・
めっち強力なパワーの持ち主で
(失礼ながら、パッと見は・・
大学で考古学を専攻してます的、好奇心旺盛な好々爺って感じ~♪)
独特のオーラを放っていらっしゃいました。
強力な助っ人は、この・・
名古屋ハツの、妖怪本を手掛けた〈山田彊一〉さん。
本職は現代美術家。
大学で社会や美術を教える非常勤講師もされてます。
「名古屋の妖怪の、山田ですv(・∀・*)」の
自己紹介にも驚いたけど・・・
そのいでたち!何なんだーっ。
薄桃色一色の長襦袢風のお着。
ところどころに、妖怪らしき図が朱色の墨で描かれてる。
襟元には深緑の大きな半襟がついていて
羽織る感じで着流している。首からは・・
山田さんの大好きな、自然と、神と、人間の距離が近い国・・
パプアニューギニで買い求められた
ちょっとエッチで不思議な首飾り。妖怪のお面。
足には下駄。まるで・・
鬼太郎が履いてる下駄みたいだった。。
そんな妖怪・山田彊と、福田彩乃が出逢ったのは
ふれあい広場。
大須の南東の、もうほぼ端っこで
新天地通りと、仁王門通りが交わる場所です。
そして、このまんまん中に・・
どどーん、と建ってるんですよっ。この方が・・
山田『ここはね・・、この猫も妖怪なの・・』
福田「えっ!!!!?えーっ!!!!????」
山田『大須はね、猫の妖怪が巣食ってるんですっ。これはね・・
〈矢場の化け猫〉っていう、妖怪がいるんですね。それが・・
大須を全部仕切ってるのっ!』
ちーん。
大須のおっきなオブジェと、言えば・・
すぐに出てくる、この招き猫。
〈福〉の小判(いや、大判か~^^)を抱えた
この幸せそうな、垂れ目の白猫ちゃんが・・
妖怪なの~~~ι(◎д◎υ)ノ???
と、言う訳で・・
山田さんの本を元に出掛けてきました。
どうやら、山田さんによれば・・
この猫ちゃん。
ある神社との関わりが深い模様。
『大直禰子神社』ー
ある楊弓場のおかみと、白猫の哀しい物語り、、
大須4丁目にある、この神社。
正式な呼び名は、〈おおただねこじんじゃ〉。
けれど、地元の人たちからは〈おからねこじんじゃ〉という名で
親しまれているよう。
建物と建物の間にぴっちりと埋まってるように
ひっそりと建つ、この神社。
うっかりすると見逃してしまうし・・
道に迷って、飛び込んだ商店街の方は知らない方も多かった。
いくつか、この神社に纏わるお話しがありますが・・
先ず、そのひとつは
昔、ここに鏡の御堂と呼ばれるお堂があって
本尊がなく、三方の上に〈狛犬(お唐犬)〉の頭が、ひとつ
置かれていた。
それをおからねこと呼ぶようになった、とか・・
その狛犬の頭もなくなり・・
お堂の傍にあった、大榎が残り、やがて
その大榎枯れて、根っこだけ残ったものが〈お空根子〉と呼ばれたとか。。
もっと単純に・・
〈おからねこ〉という、妖怪がいたとか。。
これらの伝承話しが一般的なよう。
これから綴らせていただくお話しは・・
山田さんが、お父様から聞かれたお話し。
造り酒屋さんの婿養子に入られたお父様は、その時代に珍しい大卒で
ご近所さんから、なんやかんやで駆り出される中、
〈名古屋の生き字引〉と言われる
ちょっとした情報ツウになったそう。
そのひとつが、前述の矢場の化け猫話し。
『その昔・・
大須4丁目あたりに、一番の賑わいをみせる
楊弓場があったそう。
気立ての良いおかみさんと・・
そのおかみさんから離れない、白い飼い猫が人気で評判になった。
その頃の、楊弓場は・・
売春宿も兼ねていて、〈矢場女〉と呼ばれる
綺麗どころもたくさん置いていた。
そのうちの一人と、できてしまったおかみさんのご亭主。
嘆き哀しみ、追い込まれたおかみさんは
首をくくって死んでしまった。
おかみさんに代わり
店を切り盛りするようになった、その矢場女に・・
飼い猫の白猫は、決して懐くことなく、
店にも姿を見せなくなった。
なのに・・
その矢場女が厠で用を足し、出てくると
物陰から、じっと見つめている。
いつしか、厠の前に・・
ねずみの死骸が置かれるようになり、気味が悪くなった
その矢場女は、雇っている小僧に、その白猫を処分させた。
その後、店の客はだんだんと減り・・
いつしか、また
厠の前に、ねずみの死骸が置かれるようになった。
恐怖におののき、だんだんと追い詰められた
矢場女は、ついに、厠で用を足せなくなり、
そのうち・・
街中を放浪し、野糞をするようになってしまった。
そして、ついには・・
その白猫が捨てられたという川に身を投げ
果ててしまったそう。
その後・・
自分の犯した罪を悔いた、主人により
猫の祠が作られた。。』
大直禰子神社の社の前に・・
ひっそりと、こちらを覗いてる、石の猫像。
この白猫の魂は・・
大須の招き猫に宿り、
楽しくて、愛おしい、あの時間を繋いでいるんじゃないか。。
親から、子へ・・
伝えられたお話しから、生まれた
妖怪の物語り。。
(*残念ながら、放送に出てきた、
『大須の招き猫妖怪』の絵はなかったので、こちらの猫ちゃんをどーぞ♡)






【俺に焼かれない肉はヤキモチを妬く(笑)
@本場BBQの真髄!】
2016.1.27放送

「バーベキュー食べましょう~!って言ってから
何時間経ったと思ってんですかーっ。」
今回のハツモノの舞台は・・
名古屋市中区大須にある、〈花とイルミネーションのオアシス〉
『久屋大通庭園フラリエ』!
ブルーのイルミネーションを基調とした、
神聖で癒されるライトと
庭園内のお花たちが、訪れる人たちの心を和ませ、時に・・
高ぶらせています。
そんなロマンチックな場所に、一人佇む福田彩乃。
ハツモノからの決闘!に挑み、
ひと勝負、きっちりつけてきた!?福田彩乃は、もう・・
お腹、ぺこぺこなのでありました。。(で、冒頭の台詞(*´pq`)クスッ)
今回・・
オープニングから
短編小説みたいな、長編小説みたいな・・
ちゃんとストーリーはあるんだけど
景色だけ繋いでて・・
その間に流れる人生は、見てる人
それぞれの中にある、、
そんな趣きのある回でした。
そして・・
この東海の地に、エアポケットみたく
〈西部開拓時代〉がすこーん、と現れたよう。
と、その時・・
〈パッカ、パッカ、パッカっ、ヒヒーーイン!
バンっ!バン、バン、バンっ!〉
一人の男が、
銃!?を片手に、乗り込んできた。そして・・
その銃口の先は、福田彩乃に向けられていたー
現れたのは・・
バーベキューインストラクター牧野 新一郎さん。
昨年3月に・・
豊橋市を拠点に
『東三河スマートバーベキュー協会』を立ち上げた庭師さん。
幼い頃から
西部劇と、奥三河の風物詩のひとつ・・
川原のバーベキューの魅力にとりつかれてしまった御方です。
牧野さんと、番組との出会いは・・
「バーベキューインストラクター」という、牧野さんが持つキャリア。
番組プロデューサーが、この資格があることをご存知で、
そこから巡り巡って、牧野さんのHPに辿りつかれたそう。
因みに・・
〈バーベキューインストラクター〉になるためには
先ず、初級インストラクター検定を受験。
そのカリキュラムを見たけれど・・
BBQという範疇に留まらず、日常の食、料理・・
おもてなし、という観点からも
役立つ知識や技、そこに向かう心構えがたくさんあるという印象。
そして、経験を積んだBBQインストラクターさんが
次に、目指すのが・・
中級インストラクター。そして・・
最終ゴール地点の上級インストラクター。
プロ中のプロ、指導者が出来るほどの実力を持ってるって
証しだそうです。(*日本バーベキュー協会認定資格)
受験内容も実技メイン。
火おこしから、前菜、鶏肉、ステーキ、野菜、フルーツ等の料理。
そして、片付けまで。
合格すると、認定証の他に、こんなバッジが授与されるそう。
(牧野さんの胸にも、光っておりました!)
で、ここからは・・
完全個人的興味でごめんなさいm(_ _"m)ペコリ
番組収録までに・・
どんな行程があったのか、すっごく知りたくて伺っちゃいました!
番組からオファーがあったのが、11月の末ごろ。
そこから12月16日の番組収録までに、
5回ほどの電話連絡による打ち合わせと、スチール撮影を兼ねた
打ち合わせが1回。その他は、メールのやり取りが続いたそう。
スチール撮影は、実際のイベントの中で行なわれ
総勢40名もの賑やかBBQだった模様。
牧野さんのFacebookには動画も上がってます♪
(個人情報もあるので、こちらは覗くだけ~♪に留めました。)
拘ったのは・・「見せ方」。
サービスを”ハード”と”ソフト”と2つの側面から見たとき
両方に拘って、極めていくほど、感動するんだと思うけど・・
まさしく、〈スマートBBQ〉も、そのひとつ!
BBQインストラクターのカリキュラムの中にも
〈茶道とBBQは相通じる『おもてなしの文化』〉って単元があったけど、
カウボーイハット、胸元のスカーフ、皮のベスト、
パッと目をひく、ビビッとな色合のグリル、切れ味抜群で、何でも切れちゃう包丁。
その大きな包丁で、華麗に切り分けれらる肉たち。
フルーツひとつ、可愛らしさとお洒落さを追求し、
出来上がったお料理にまぶされたスパイスも、きっと味だけじゃない。
焼きあがって、焦げ目が付いた時の色合まで、意識してる。
だけど・・
その底にある想いは、
「自分に優しく、人にも優しく、環境にも優しい。」
そんな・・
さりげなく、優しい想いなのです。
今後やってみたいBBQは・・・
アーリーアメリカンな〈ウエスタン〉スタイルで
肉を焼くことに拘ってきた、牧野さんですが・・
今後やってみたいBBQは、意外にも
ホワイトハウスで開かれる晩餐館みたいなバーベキューパーティだそう。
「パーティって側面にスポットを当てて
思い切りドレスアップしたバーベキューパーティ。
女性はドレス、男性はセミフォーマルなドレスコードを設けて
おもいっきり気取って参加する。
ピットマスターである、我々も・・
カフェスタッフや、シェフみたいなコスチュームです!(笑)」
・・・キィィィーーー、バタン。
「お待ちしておりました。
スマートBBQへ、ようこそ!」





【記事情報:東三河スマートバーベキュー協会、日本バーベキュー協会、久屋大通り庭園フラリエ】
■2016.1.31編■