
はじめに
ハツモノ応援管理人が放送前、放送後に
今週の【ハツモノ】について、独自に調査・取材した
内容をお届けするコーナー。
放送前に管理人が予測した内容と、実際の放送とのギャップ。
そして・・・起こったらいいなと思う、
番組と視聴者、番組と応援サイトとの化学反応。
常にイキの良さを求められ、変化していくことが
運命づけられた〈ハツモノ〉を、そのまんまお伝えします!
【放送前】の記事は 、【放送後】の記事は のマークがついています。

【初体験満載!ボートレース蒲郡】
2016.1.13放送
そうだ・・!
2016年が明け・・
もうお正月休みも終わろうとする、3日前。
行き詰って、ふと思いついた。。
( き、京、じゃない、ボートレース場へ行こう!)
確かにネット上は、情報の宝庫。
だけど、いつからか限界を感じてた。
そこにある、情報の”信憑性”はもちろん、
そこに綴られてるのは、
誰かの瞳が見つめ、誰かの心が感じたもの。
伝えるてるモノの説得力の弱さ。
信憑性よりも、むしろ、私にとっては
後者の想いが膨らんでいました。
とは、言うものの・・
( もし、楽しくなかったらどうしよう?
ハツモノの初回。年明け、一番大切な放送なのに・・)
そう、思ったら、恐る恐るしか言葉が出なかった
1月2日の夜でした。。
「何しに行きなさる~!?」
蒲郡駅南口から出ている〈無料送迎バス〉。
レース場まで、約10分の道のり。この日は、
開門の10時に合わせ9時50分から走ってました。
わたしが参線した1月3日は『中日スポーツ金杯 新春特別
覇者決定戦』の5日目。最終日を翌日に控え、
9レース目からは準優勝戦が予定されてて、蒲郡駅からの
送迎バスもそのレースが最終便。
小型のマイクロバスの中は新聞や出走表を抱えた
年配の男性がほとんど。車内は微かに、煙草の匂いが
漂います。
「このバスは、ボートレース場へ行きますか?」
そう、愛想の良い運転手さんに声をかけ
乗り込んだ車内からは、不思議なものを見つめるような
視線がいくつも、、、。
気持ちよく、深呼吸した青空が・・
微かに霞んでゆくようでした。
着いた~っ!遂に来たぞっ、蒲郡っ!新参者、参上~!
だけど、着いたら・・
不安よりも嬉しさがこみ上げてました。
「ありがとうございました!」
こみ上げてくる嬉しさを押さえきれなくて
思わず、バスの運転手さんにかけた声は、
思いのほか大きかったようです。
可笑しかったのは、
「いえ、どういたしまして。」
と、応えてくれたのは、先に降りた乗客のおじ様。
思わぬ粋な展開に、運転手さんも微笑んでいました。
バスを降りると、地下の階段に向かう人。
そのまま横断歩道へ向かっていく人と、それぞれ
分かれていきます。
見上げると、競艇場への案内板は地下の階段を指している。私は迷わず、そちらへ。
少し薄暗い地下道に、不安になりかけながらも・・
地上へとステップを踏みます。


潮の香り・・!? う、海だ~!
(よし!腹くくろう。真剣に向き合えば、
きっと、何かが届くはず。)
だけど、蒲郡の駅に着いたら・・
そんな想いが吹っ飛んだ。
愛知県の南東部、本州のほぼ真ん中にある街〈蒲郡〉。
愛知県って、見ようによっては”蟹”みたいなカタチで、
蒲郡市はちょうど、蟹の目のあたりになるのかな・・?
三河湾に面した海辺の街で・・
街の西側には4つの温泉がある。
本当に〈水〉と、縁のある街なんだね。。
何も遮るもののない街には
広い、広~いスカイブルーの青空と
潮の香りを含んだ、瑞々しい空気が流れていました。
海岸どおり・・ 再び、青空~♪♪♪
蒲郡駅の近くには、海岸どおりに沿って
いくつかの博物館や記念館があるのです。
レース場へ向かうバスの中、素敵な博物館を
見つけました。
『蒲郡市生命の海科学館』。
海に纏わる、隕石や化石、海棲古生物の展示がなされ
吹き抜けのホールの真ん中には、ジュラ紀の首長竜
プレシオサウルスの全身骨格が迎えてくれる。。
蒲郡ボートレースは15時から21時迄の
ナイトレース。
今度来る時の寄り道の場所。
また、ひとつ増えました。。
そして、目の前に広がった景色は・・
いつか映像で見た、未知への冒険に出掛ける、
ロケットへの、乗船ゲートのよう。
光の方向には・・
レーサーたちが疾走していく、水面が
きらきらと、輝いていました。。




【記事情報:蒲郡ボートレースフロアガイド、出走表、BOAT RACE蒲郡ニュース、蒲郡ボートレース公式サイト、
蒲郡市・蒲郡競艇場Wikipedia、蒲郡市生命の海科学館公式サイト】
■2016.1.11編■
【マニアと巡る自販 機ツアーズ】
2015.12.16放送
面白くて、ちょっと懐かしい〈自動販売機〉の情報が集まったサイト『山田屋』。
今から18年ほど前に立ち上がった、このサイトを運営するのは、自動販売機研究家・野村 誠さん。
自転車で学校へ通学する〈環七〉沿いで、いつも気になってた24時間営業のゲームセンター。
ちょっと妖しい雰囲気を漂わせる、このゲームセンターに一歩足を踏み入れたのが、運のツキ!
トースト、みそ汁、ラーメン、カキ氷etc.…
そこには、今まで見たこともない〈自動販売機〉が大量に立ち並んでた。
野村 誠さん、17歳。ここから、自販機マニアの人生が始まったのです、、、
野村さんとのお付き合いは・・・
放送の2日前。
『山田屋』さんのサイトを拝見してて、応援に使わせて頂きたいエピソードや写真がたくさんあって
思い切ってメールさせて頂きました。
こんな質問表と、使用のお願いを請うメール。
本業はSEさんでいらっしゃる野村さん。
平日にも関わらず、放送に間に合うように、
丁寧なお返事と、ハツモノの〈構成台本〉を
添付して下さいました。
(ありがたや~<(_ _*)> )
【こぼれ話し】
野村さんが、今回の放送に向けて、推薦した
〈自動販売機〉は10台。そのうちの4ヵ所で
ロケは行なわれたそう。(全部、放送されてたね♪)
最初、福田さんは「どうしてこんな企画?」みたいな
反応だったそう。だけど・・・
ある自動販売機の、ある商品を糸口に、どんどん
自販機の面白さに嵌っていったそう。
ジャジャーンっ!それがコチラの自販機
【ロケ場所】ーホテルキヨシ名古屋第2館ー
住所:名古屋市中区平和1丁目
ビジネスホテルとして利用されてる、ホテルの
1階に設置されてる自販機のひとつ。
販売されてるのは〈備蓄王〉という5種類の軽食。
大阪にある『非常食研究所』が開発し、牛丼、ハヤシライス、
きのこ丼、すきやき丼、カレーライス等などが”水なし”で
食べられる優れもの。
昨年開催された『東京・災害食グランプリ』のごはん部門で
1位を獲得。賞味期限は5年。価格がちょっと高い900円。
【ロケこぼれ話し】
この〈備蓄王〉。
あっ、正式名称は〈HOT!ぐるべん備蓄王〉。
番組では福田さん、ハヤシライスを簡単そうに食べてたけど
一度開けて、セットして、蓋をして、また直して~と、
結構な作業量!お隣で野村さん、牛丼を食べたそうだけど
セットにまごつき、福田さんに・・
「不器用ね~^^」なんて言われ、嬉しかったそう。
(奥様には、内緒デス!)
このハヤシライス、見た目からは想像できない美味しさで
福田さんの心を鷲掴みしちゃいました♪だから・・
野村さにとっても、すっごく思い出深いシーンになったそう。
因みに、こちらの自販機は名古屋には、もう2台だけ。
ファミレスや、コンビニの台頭に、やっぱり押されてるそうです。
【野村さんにとってのハツモノ】
放送をご覧になった野村さん。
「こんなに、ほのぼのとした番組だったんですね。」と、、
(一体、どんな番組って想像なさってたんだろう(笑))
これまでにも、たくさんのテレビ、ラジオ、雑誌に登場し
書籍や、DVDもリリースしてる野村さん。
”趣味”って仰ってるけど、そこからの広がりは果てしない。
今回〈ハツモノ〉からの出演依頼はメールで。
『東海地方で、みんなが初めて見るような自販機を
野村さんが案内する、というカタチの番組を作りたい。』
埼玉に在住してる野村さん。ロケ地を決める打ち合わせは
4~5回ほど。すべて電話で行なわれたそう。
番組の中で、とてもシャイな印象だった野村さん。
サイトや、メールで応えて下さった文章には、更に・・
率直で、真っ正直な姿が浮かび上がります。
『福田さんの印象は・・?』と、伺ったところ・・
事前に番組スタッフさんから
「結構、気に障ることを言ってしまうかも。」と、
言われたそう。確かに、マイペースで言いたいことを
言うけど、実は、まわりへの気遣いを忘れない女性。
上の写真は福田さんが撮影したものだそうですが、
他のロケ地でも、すべて撮影してくれて、最後は・・
記念のツーショットもパチリ♪だったそうです。
ロケの日は・・・
2本取りで、福田さんも、スタッフさんも
20時間くらい寝てない状態。なのに、みんな
バス中でも元気で、楽しいロケになったそう。
メディアへの露出は、好きなものを紹介できる喜び、
そして、勢いを失いかけてる自販機を盛り立てる事に
繋がる反面、心ない反応に出会うこともある。
ある時期、2ちゃんねる等でかなり叩かれた野村さん。
仲間との悲しい別れもあり、テレビに出ることに
苦痛を感じた時期もあったそう。
だけど・・・
そんな時期を乗り越えて、出演した番組で
心から楽しむことが出来た。画面に映った自分は…
本当に楽しそうに笑ってた。それが、とても嬉しかった。
「ハツモノから、またオファーがあったらぜひ出演したい!」
野村さんはそう、綴って下さいました。
夢は・・
本業のIT技術者の技術を活かした、
この世にたった一つの
野村さんが自身が開発した自販機を作ること。
その自販機が、近所にたくさん立ち並んでく。。
遠い日・・
少年は、ひっそりとした小道を、ぐんぐん
自転車を漕ぎながら駆け廻る。
まだ、誰も見たことのない、自動販売機に会う為に…
そして、その自動販売機を…
ずっと、誰かに繋いでいく為にー
【記事情報:『山田屋』サイト、自動販売機研究家・野村 誠さん、『福田彩乃のハツモノ』出演者構成台本、
『非常食研究所』公式サイトより】
■2016.1.11編■






